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保育士転職の園見学で避けたいNG園5つの特徴|元保育士が教える要注意ポイント

yura
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Last Updated on 2025年5月20日 by yura

保育士として転職活動をする中で、「園見学」は非常に大切なステップです。求人票や面接では見えない園の実態や雰囲気を肌で感じられる貴重な機会。しかし、見学をしてみて「あれ…?なんか違うかも」「働きたくないかも」と感じることも少なくありません。

この記事では、元保育士であり現在も保育現場に携わる筆者が、これまでの経験をもとに「園見学で分かる、避けた方がいいNG園の特徴」をお伝えします。働き始めてから後悔しないためにも、見学時のチェックポイントとしてぜひ参考にしてください。

yura(筆者)
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Profile
大学で4年間保育・幼児教育について学んだ後、保育士資格、幼稚園教諭一種免許を取得。卒業後は保育園で保育士として4年間勤める(1・2・3歳児クラス経験あり)。結婚後は、幼稚園事務に転職。現在は時間に融通の利く幼稚園パート(保育補助)として勤務している。

園見学の重要性とは?

園見学は、求人票や面接だけではわからない「リアルな職場の雰囲気」や「人間関係」「保育方針の実態」などを把握できる唯一の機会です。

yura(筆者)
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園見学こそが“ブラック園”を避ける防衛策だと考えています。

NG園の特徴①:見学時に保育士が不機嫌 or 無関心

見学者に対して明らかに無関心だったり、不機嫌そうに対応する職員が多い園は要注意です。

こんな様子があれば警戒

  • 見学者に挨拶しない
  • 見学中のこちらを避けるような態度
  • 職員に笑顔が少ない

こうした態度の背景には、職員のストレスが限界に達しているか、日常的に外部からの視線を嫌っているという体質がある可能性があります。
働き出してからも、指導や支援が受けづらく孤立しやすい環境といえるでしょう。

チェック方法

  • 園長・主任だけでなく、担任保育士にも必ず挨拶する
  • 休憩室や職員室の壁に掲示物が多すぎないか確認する

NG園の特徴②:子どもの様子に違和感がある

保育士目線で見たときに、「子どもが落ち着きすぎている」「無表情」「騒ぎすぎていて統率が取れていない」など、子どもの様子にも注目してください。

⚠️ 子どもの様子から分かること

  • 無表情 or 一様におとなしい → 園のルールが厳しすぎる?
  • 職員が子どもに対して叱責・威圧的
  • 活発に遊んでいない、飽きた様子の子どもが多い

チェック方法

  • 園庭遊びや室内遊びの時間帯に見学予約を入れる
  • 保育士が子どもの行動に合わせて適切な声掛けをしているか観察

NG園の特徴③:施設や設備の衛生状態が悪い

保育施設は衛生管理が非常に重要です。
古い施設であること自体は問題ではありませんが、清掃が行き届いていない・破損したまま放置されている場合は、子どもの安全や感染症対策にも不安が残ります。

☑ チェックポイント

  • トイレや手洗い場が汚れていないか
  • 書類や段ボールなどが散乱していないか
  • 遊具や玩具の破損などが放置されていないか

チェック方法

  • 教室・廊下・園庭をざっと一周し、ゴミや破損箇所がないか目視
  • トイレ・手洗い場のにおいチェック
  • 衛生管理マニュアルや清掃スケジュール表の掲示を確認

NG園の特徴④:説明内容が抽象的で不透明

園長や事務担当者の説明があいまいだったり、質問に対して明確な答えが返ってこない園も要注意です。

❌ こんな対応には注意

  • 就業時間や休日の話をはぐらかす
  • 職員の定着率を聞くと話題を変える

職員の人手不足や離職率が高い園では、詳しく話せばネガティブな印象になるのを避けて、曖昧な回答になりがちです。

チェック方法

  • 実際の勤務環境(残業・土曜保育の有無、シフトの柔軟性、福利厚生)を質問する

NG園の特徴⑤:人手不足が露骨に見て取れる

園全体に余裕がなく、保育士一人が複数の役割を抱え込んでいるような雰囲気の園も避けた方が無難です。

具体例

  • 園長や主任も常に現場に出ている
  • 補助の職員がほとんどいない
  • 若手とベテランのバランス年齢層の偏り

見学のときに、「今は少し人が足りなくて…」という説明がある園は、慢性的な人手不足である可能性が高いです。こうした園では、シフトの融通が利かない、休憩時間が取れないなど、働き方の柔軟性に欠けることも多くなります。

チェック方法

  • 各クラスで法定基準の配置人数が守られているか
  • 保育士免許を持った正規の保育士がクラス全体を統括しているか、また補助的な役割を担うスタッフとの連携がしっかりしているか

見学時に気づきにくい“隠れNG”の見抜き方

一見すると良い園に見えても、見学者向けに“演出”しているだけというケースもあります。
以下のような点にも注意を向けてみましょう。

ヒントになる観察ポイント

  • 職員の目が笑っていない
  • 園児の作品が全て画一的で、自由な発想がない
  • 「見学時間」が短すぎる or 一部の時間帯に限定されている

NG園を避けるための事前準備

  1. 質問リストを作成
    • 挨拶状況、清掃頻度、研修スケジュールなど、NGポイントに合わせた質問を用意
  2. 見学前に先輩保育士の声を収集
    • SNSや口コミサイトで園の評判を検索し、事前情報をチェック
  3. 複数園を比較
    • 見学は最低2、3園。比較リストを管理すると判断しやすい
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転職エージェント活用

特に非公開求人や条件交渉を代行してくれる転職エージェントは、園見学の日程調整や質問代行も可能です。効率的に園見学を進めたい方は、まずは相談だけでも無料で利用してみましょう。

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  • 求人多数
  • 事前に職場の雰囲気や評判も確認可能
  • 条件交渉や見学日程の調整もお任せ
  • 連絡手段を選べる(LINE・メール電話)
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まとめ

  • 園見学は「肌で感じる調査」:求人票や面接だけでは分からない現場の空気を必ずチェック
  • NGポイントを意識し、事前準備を徹底:質問リスト・先輩の口コミ・比較リストで失敗を回避

「この園はNGだな」と直感したら、無理に気に入る要素を探そうとせず、次の園見学へ切り替える勇気も重要です。あなたの転職活動が納得感あるものとなり、新天地での保育キャリアが輝くことを心より願っています!

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