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【就活・転職】保育園・幼稚園以外でも保育士資格・幼稚園教諭免許を活かせる職場20選【保育士から異業種へ】

yura
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子どもと関わる仕事として人気のある保育士と幼稚園教諭。保育園・幼稚園に限定せず、視野を広げて多様な業界を検討することで、新たなキャリアの可能性が広がります。自身の関心や強みを生かせる職場を選びましょう。

保育士資格を活かせる職場(保育系)

児童館

  • 対象年齢:主に0歳〜18歳までの児童(乳幼児〜高校生まで)。主に乳幼児(親子)~小中学生が中心的な利用者。
  • 管轄:厚生労働省・自治体(市区町村)。児童福祉法に基づく児童厚生施設。
  • 目的
    • 子どもたちに安全で自由な遊びや交流の場を提供し、豊かな社会性や自主性、健全な心身の成長を促すこと。
    • 地域における子育て支援の拠点として、保護者同士の交流促進や子育て相談を行うこと。
  • 特徴
    • 地域に密着した子どもの居場所として広く開かれている。
    • 利用料は基本的に無料で、誰でも自由に利用できる。
    • 体育館・遊戯室・図書室・工作室など多様な設備がある。
    • 地域のニーズに応じて多彩なプログラム(行事やイベント)を開催。
  • 主な仕事内容
    • 来館した子どもたちの安全を見守り、自由な遊びの環境を提供。
    • 遊びや交流を通じた社会性・協調性の指導。
    • 季節行事(夏祭り、クリスマス会など)や地域交流イベントを企画・実施。
    • 工作教室やスポーツ大会など子ども向けプログラムの運営。
    • 親子交流の場(子育てサークル、乳幼児向けの遊び場)を提供。
    • 育児相談や子育て情報の提供、保護者同士の交流促進。
    • 宿題の支援や自主学習をサポート。
  • 働き方の特徴
    • 基本的に日中勤務(午前9時頃〜午後6時頃)が中心。
    • 地域住民との交流が多く、子どもだけでなく地域社会全体と関わる仕事。
    • 無資格でも児童厚生員として勤務可能だが、保育士資格や社会福祉士資格などがあると待遇面で有利。

学童保育(放課後児童クラブ)

  • 対象年齢:小学校1年生~6年生(主に低学年1~3年生中心)
  • 管轄:厚生労働省・自治体(市区町村)。児童福祉法に基づき、自治体が運営または民間が委託を受けて運営しています。
  • 目的:保護者が仕事や家庭の事情で昼間不在の間に、子どもが安心して過ごせる生活の場を提供する。保護者の就労支援や子育て支援を目的とする。
  • 特徴
    • 学校内または学校近隣に設置されているケースが多い。
    • 放課後や長期休暇中(夏休みなど)の利用が中心。
    • 保護者の就労状況に合わせて延長保育や休日保育を実施する場合もある。
  • 主な仕事内容
    • 放課後や休暇中の子どもの安全管理(見守り・危険防止)。
    • おやつの提供や食事・水分補給のサポート。
    • 宿題や自主学習の支援
    • 保護者対応
    • 書類作成・運営管理業務
  • 働き方の特徴
    • 基本的に午後~夕方(13時~19時前後)の勤務が中心。
    • 夏休みなど長期休暇中は朝から夕方までの勤務あり。
    • 無資格でも働けるが、放課後児童支援員資格、保育士資格、教員免許などがあると勤務条件が良くなる場合あり。
    • 子どもの状況を学校や保護者と共有し、連携して支援を進める役割。

企業主導型保育園

  • 対象年齢:主に0歳~就学前(0~5歳児中心)
  • 管轄:内閣府(企業主導型保育事業)。自治体への届け出が必要(認可外保育施設扱い)
  • 目的:企業が従業員の子育て支援・働き方改革の一環として設置する保育施設。地域の子どもの受け入れも可能で、待機児童対策にも貢献。
  • 特徴
    • 認可保育園並みの施設基準・設備を整備した園が多い。
    • 保育時間やサービス内容が柔軟で、企業の勤務時間に合わせた保育が可能。
    • 福利厚生として従業員が優先的に利用できる。
  • 主な仕事内容
    • 子どもの基本的生活支援(食事・排せつ・睡眠・遊び)。
    • 園の行事やカリキュラムの企画運営。
    • 保護者とのコミュニケーション(相談対応・連絡帳記入など)。
  • 働き方の特徴
    • 企業の勤務時間に合わせ、比較的規則的な勤務体系(日中勤務が中心)。
    • 待遇面が比較的良く、企業の福利厚生を受けやすい。
    • 小規模でアットホームな環境が多い。

託児所

  • 対象年齢:主に0歳~未就学児(0~6歳中心)。小学生の一時預かりを行う施設もある。
  • 管轄:自治体(認可外保育施設として届け出制)。商業施設や病院内の託児所は、各施設が自主的に設置・運営。
  • 目的:買い物、通院、短時間勤務など、保護者が一時的に子どもを預ける際の保育ニーズへの対応。
  • 特徴
    • 短時間(一時預かり)が中心で、気軽に利用できる。
    • 利便性重視のため、駅や商業施設、病院内など利便性が高い場所に設置される。
    • 定期利用よりも臨時・単発利用が主流。
  • 主な仕事内容
    • 時間での遊びや生活支援(おやつ提供・遊び相手・健康管理)。
    • 預かり時の安全管理と環境整備。
    • 保護者とのコミュニケーション(預かり時の状況報告)。
  • 働き方の特徴
    • 勤務時間は施設の営業時間に準じる(日中中心)。
    • 短時間勤務が可能で、パート勤務やダブルワークに適した環境。
    • 預かる子どもが日ごとに変わるため、臨機応変な対応が求められる。

ベビーホテル

  • 対象年齢:主に0歳~小学校低学年(0歳~10歳前後)
  • 管轄:自治体(認可外保育施設として届け出制)。厚生労働省の指導監督基準の対象となる施設。
  • 目的:夜間勤務や急な仕事など、保護者の多様な働き方を支援するための施設。短期的・一時的な保育ニーズへの対応。
  • 特徴
    • 24時間営業や夜間預かり、宿泊保育が可能な施設が多い。
    • 利便性重視のため、駅近くや商業地域に設置されることが多い。
    • 預かり時間の柔軟性が高い。
  • 主な仕事内容
    • 子どもの生活支援(食事、入浴、就寝介助、健康管理)。
    • 夜間保育に伴う特別な配慮(寝かしつけ、体調管理)。
    • 保護者への対応や緊急時の連絡。
  • 働き方の特徴
    • シフト制で、深夜勤務や宿直業務がある。
    • 不規則な勤務体系のため、体力的・精神的負担はやや高め。
    • 柔軟な働き方を求める職員(昼間学生や副業希望者など)にも対応可能。

乳児院

  • 対象年齢:原則0歳〜2歳までの乳幼児(状況に応じて就学前(5〜6歳頃)まで受け入れる場合もあります。)
  • 管轄:厚生労働省・児童福祉法に基づく児童福祉施設
  • 目的:家庭での養育が難しい乳幼児(原則0~2歳)を保護・養育し、健全な成長を支援する。
  • 特徴
    • 少人数で手厚い養育ケアが行われる。
    • 職員配置基準が高く、保育士・看護師・栄養士など専門職が勤務する。
  • 主な仕事内容
    • さまざまな事情で家庭生活が難しい子どもの養育や支援。
    • 食事、授乳、排せつ、睡眠、入浴などの生活全般の支援
    • 健康・衛生管理(病気の予防や発達支援)
    • 心理的ケア(安心できる関係づくりや愛着形成)
    • 家庭復帰支援や里親制度などへの移行支援
  • 働き方の特徴
    • 24時間365日の運営のため、シフト勤務(夜勤・早朝・遅番あり)
    • 職員同士の連携が重要で、チームで養育する環境
    • 心理的・身体的負担を考慮したシフト体制が組まれる傾向あり

児童養護施設

  • 対象年齢:主に1歳〜18歳までの児童
  • 管轄:厚生労働省・児童福祉法に基づく児童福祉施設
  • 目的:様々な事情(虐待、養育困難、家庭崩壊等)により家庭生活が困難な子どもを保護し、自立を支援する。
  • 特徴
    • 乳児期を過ぎた子どもが対象で、原則18歳(高校卒業)まで養育します。(18歳以降も大学進学や就職準備のために、20歳頃まで支援を継続する施設もあります。)
    • 家庭に代わる環境で、子どもの生活や成長を支える
  • 主な仕事内容
    • 食事提供、健康管理、学習支援など日常生活の支援
    • 心理的ケア(悩みや問題の相談対応、精神面の支援)
    • 学校や地域との連携、進路相談、就労支援
    • 家庭復帰や自立へのサポート(就労・進学支援など)
  • 働き方の特徴
    • 24時間365日体制のためシフト制(夜勤含む)
    • 長期的視野で子どもと信頼関係を築く役割が求められる
    • 子ども一人ひとりの状況に応じた柔軟な対応力が必要

病児保育施設

  • 対象年齢:原則として0歳~小学校低学年(概ね小学3年生程度)までの児童が対象です。
  • 管轄:厚生労働省・自治体(市区町村)。児童福祉法に基づく事業として位置付けられ、自治体の認可や補助を受け運営されることが多いです。
  • 目的:子どもが病気または病気の回復期にあり、集団生活が困難な時期に、保護者が働きながら安心して子どもを預けられる環境を提供すること。
  • 特徴
    • 医療機関(小児科医院や病院など)に併設された施設が多い。
    • 看護師・保育士を中心とした専門スタッフが勤務している。
    • 少人数制(数名~十数名)で、子ども一人ひとりに手厚いケアを提供する。
    • 利用期間は子どもの体調に応じて、1~数日程度が一般的。
  • 主な仕事内容
    • 子どもの健康管理・医療的ケア
    • 食事・水分補給・休息の支援
    • 心理的ケア・遊びの支援
    • 保護者対応・相談業務
    • 書類作成・記録業務
  • 働き方の特徴
    • 看護師や保育士など専門資格を持つスタッフが中心。
    • 医療的知識やケア技術、保育技術の両面で専門性が求められる。
    • 勤務時間帯は施設の開所時間(8時~18時など)に準ずる。
    • 小児科医、看護師との密接な連携が必要で、情報共有やコミュニケーション能力が重要。

障害児施設(児童発達支援施設など)

  • 対象年齢:原則0歳~18歳未満(施設やサービスにより20歳頃まで延長する場合も)。主に障害のある未就学児~高校生までを対象。
  • 管轄:厚生労働省・自治体(都道府県・市区町村)。障害者総合支援法・児童福祉法に基づく施設・サービス。
  • 目的:障害のある子どもに対し、日常生活支援・療育・教育・リハビリなどを提供し、自立と社会参加を促すこと。保護者の負担軽減や家庭への支援を目的とする。
  • 特徴
  • (1)障害児入所施設(福祉型・医療型)
    • 障害のある子どもが入所し、生活全般の支援・療育を受ける。
    • 福祉型:生活支援・日常的な療育が中心。
    • 医療型:医療的ケアやリハビリが必要な児童が対象で、医療職が常駐。
  • (2)児童発達支援センター・児童発達支援事業所
    • 未就学の障害児(主に0~6歳)を対象とした通所型施設。
    • 発達支援や療育プログラムを提供し、障害の早期支援を行う。
  • (3)放課後等デイサービス
    • 小学生~高校生の障害児を対象とした放課後の居場所。
    • 生活能力向上や自立に向けた訓練、社会交流を促進する。
  • 主な仕事内容
    • 食事・着替え・排せつ・入浴など生活全般の介助。安全・健康管理、衛生管理(感染予防、服薬管理)。
    • 個別または集団での療育プログラム(運動・音楽・言語・社会性訓練など)の実施。
    • 子どもの発達状況の記録・評価。
    • 子育て相談や家庭への療育アドバイス。
  • 働き方の特徴
    • 保育士、児童指導員、看護師、療法士など多職種での協力が必要。
    • 入所施設は24時間365日運営で、夜勤や早番・遅番などの勤務シフトあり。通所施設(児童発達支援、放課後デイ)は日勤のみの場合が多い。
    • 発達障害、身体障害、知的障害、医療的ケアなど、障害に関する専門知識が求められる。

幼稚園教諭免許を活かせる職場(教育系)

幼稚園教諭免許は主に教育分野の職場で活躍できます。

インターナショナル幼稚園・プリスクール

  • 対象年齢:施設により対象年齢に多少の違いあり。
    • プリスクール:0歳~未就学児(2~3歳中心が多い)
    • インターナショナル幼稚園:主に3歳~就学前(3~6歳程度)
  • 管轄:正規の「幼稚園」として文部科学省の認可を受けている施設は少数派。多くの施設は「認可外保育施設」として、自治体(市区町村)の届け出制。一部の大規模施設は国際認証機関の認定を受けていることもある。
  • 目的:外国語(特に英語)を母語または第二言語として自然に身に付けること。多文化環境におけるコミュニケーション能力や国際感覚を養うこと。
  • 特徴
    • 教育言語は英語が主流。施設によりバイリンガル教育(日本語併用)もある。
    • 外国籍教員が多く、国際色豊かな教育環境。
    • 教育カリキュラムは欧米の幼児教育プログラムに基づく施設が多い(例:IBプログラム、モンテッソーリ教育など)。
  • 主な仕事内容
    • 英語(または他言語)による日常生活のサポート(食事・トイレ・着替えなど)。
    • 外国語でのレッスン(歌、ダンス、読み聞かせ、工作、体育など)。
    • インターナショナル教育プログラム(IB、モンテッソーリ等)の実施。
    • 年齢や発達段階に合わせたアクティビティの企画・準備・運営。
    • 外国人保護者や日本人保護者との連絡・相談対応
    • 教室環境や教材の準備・管理。
  • 働き方の特徴
    • 同僚や保護者が外国人のため、多文化理解やコミュニケーション力が必要。
    • 英語(または指定言語)を日常的に使用する環境。
    • 基本的に日中(8時~18時の範囲)が中心。
    • 休日・夜間勤務はほとんどない(行事やイベントを除く)。
    • 保育だけでなく、教育(英語指導・カリキュラム実施)のスキルが求められる。

幼児教室(民間教育機関)

  • 対象年齢:主に0歳~就学前(0歳~6歳)。小学校低学年を対象にする教室もある。
  • 管轄:民間企業(教育企業、塾運営会社など)
  • 目的:就学前の知育・能力開発、受験対策(幼稚園・小学校受験)、情操教育の提供。
  • 特徴
    • 独自のカリキュラムに基づく教育サービス(受験対策、能力開発、モンテッソーリ教育など)。
    • 少人数制や個別指導型が多く、子ども一人ひとりへのきめ細かい指導が特徴。
    • 保護者の教育意識が高いケースが多い。
  • 主な仕事内容
    • 授業の実施(知育活動、工作、運動、読み書き指導など)。
    • 授業準備・教材作成・指導記録の管理。
    • 保護者対応(授業後の報告、教育相談、進路相談)。
  • 働き方の特徴
    • 日中勤務が中心(午前中~夕方、週末勤務あり)。
    • 非常勤講師やパート勤務が多く、勤務時間は比較的柔軟。
    • 教育的な専門知識や指導力が求められ、定期的な研修あり。

両方の資格を活かせる職場(保育教諭として)

保育士資格と幼稚園教諭免許の両方を持っていると以下の職場で有利です。

認定こども園

  • 対象年齢:0歳~就学前
  • 管轄:内閣府、文部科学省、厚生労働省(複合的)
  • 目的:保育と教育を一体的に行う
  • 特徴
    • 幼稚園と保育園の機能を併せ持つ
    • 保護者の就労の有無に関わらず利用可能
  • 主な仕事内容
    • 運動会、発表会、季節行事などの企画準備・運営。
    • 保護者対応
    • 保育日誌、指導計画書、児童記録、年間行事計画などの書類作成と管理。
  • 乳幼児の保育(0歳~2歳)
    • 食事、排せつ、着替え、睡眠などの基本的な生活支援。
    • 子どもの安全管理、健康管理、遊びや生活習慣の指導。
  • 幼児の教育・保育(3歳~就学前)
    • 文部科学省の教育指針に沿った指導(工作・絵画・音楽・体育・遊び)。
    • 集団生活を通じて社会性・協調性を育む指導。
  • 働き方の特徴
    • 幅広い年齢の子どもに対応できる
    • 教育・保育両方の視点で対応が求められ、専門性と柔軟性が必要。
    • 保育士資格と幼稚園教諭免許両方が推奨
    • 保育園機能があるため、早朝・延長保育のシフト制勤務あり。
    • 幼稚園機能があるため、夏休み・冬休みなどの長期休暇がある園もあり、休暇中は行事準備や研修期間となることも。

認定こども園は「幼保連携型・幼稚園型・保育所型・地方裁量型」の4つのタイプがあります。施設のタイプによって多少異なる部分がありますが、原則として「保育士資格」と「幼稚園教諭資格」の両方を取得している必要があります。(※特例制度・経過措置あり)

自治体の子育て支援センター

  • 対象年齢:主に0歳~未就学児(乳幼児とその保護者)
  • 管轄:市区町村など自治体(公立施設として運営)。民間への委託運営の場合もある。
  • 目的:子育て家庭の育児相談、交流の場の提供、孤立防止。地域の子育て支援体制の充実を目的とする。
  • 特徴
    • 誰でも無料で利用可能なオープンな施設。
    • 親子が安心して交流できるようアットホームな環境整備。
    • 育児相談や子育て情報の発信を積極的に行う。
  • 主な仕事内容
    • 親子交流の場の運営(遊びの支援、子育て相談対応)。
    • 子育てイベントや講座(ベビーマッサージ、離乳食講座、子育て講演会など)の企画・運営。
    • 子育て支援に関する情報提供・地域の関係機関との連携。
  • 働き方の特徴
    • 日中勤務が中心(平日の日勤が一般的)。
    • 地域住民と密接なコミュニケーションを取るため、地域密着型の働き方が特徴。
    • 保育士や保健師、看護師など専門資格が推奨される。

保育・教育系以外の仕事

保育士・幼稚園教諭の能力を重宝される職場はほかにもたくさんあります。

子ども関連企業(おもちゃ・ベビー用品など)

  • 目的:子どもたちの発達・成長支援、安全で良質なおもちゃや育児用品の提供。
  • 特徴
    • 子どもの成長や発達段階に応じた商品開発。
    • 安全性・教育的価値が重要視される。
    • 季節やトレンドを反映した商品展開。
  • 主な仕事内容
    • 商品の企画・開発(玩具・育児用品)。
    • 市場調査、モニター調査(子どもや保護者対象)。
    • 販売促進イベントの企画運営。
    • 営業やマーケティング活動
  • 働き方の特徴
    • 基本的に平日日勤中心。部門によっては残業や出張あり。
    • イベント企画時は休日勤務の場合あり。
    • チームワーク重視、クリエイティブな発想力が求められる。

子ども服・子ども雑貨販売企業

  • 目的:子どもが快適で安全に過ごせる衣服や雑貨の提供。親子向けのライフスタイル提案。
  • 特徴
    • 季節ごとのトレンドや成長に合わせた商品ラインナップ。
    • 品質、安全性、デザインを重視。
    • 顧客(保護者)へのきめ細やかな対応やサービス提供。
  • 主な仕事内容
    • 商品企画、デザイン・開発業務。
    • 販売業務(接客、店舗運営)。
    • マーケティング、プロモーション企画。
    • 接客スタッフへの教育・研修。
  • 働き方の特徴
    • 販売職はシフト制(日勤中心・土日勤務あり)。
    • 商品企画やマーケティング職は本社勤務、平日勤務中心。
    • 子育て中のスタッフも多く、柔軟な働き方を推進する企業あり。

子ども向け出版・メディア関連企業

  • 目的:子ども向けの絵本、教材、情報を通じた教育支援。保護者への子育て情報提供、育児支援。
  • 特徴
    • 教育的視点を重視したコンテンツ制作(絵本、雑誌、Webコンテンツ)。
    • 子育てトレンドや教育現場のニーズを反映。
    • 知育性・安全性の高い内容を提供。
  • 主な仕事内容
    • 企画・編集業務(絵本、教材、雑誌)。
    • 執筆・取材・校正など編集制作業務。
    • 保護者向けWebメディアの記事作成やコンテンツ企画。
    • イラストレーターや専門家との連携。
  • 働き方の特徴
    • 日勤中心だが、納期前は繁忙期で残業あり。
    • 取材やイベント等での外出あり。
    • 在宅勤務やフレックス制を導入する企業も多い。

子ども向けテーマパーク・レジャー施設

  • 目的:子どもや家族が楽しめる安全な遊びの場の提供。子どもたちの創造性や感性を育てる環境の提供。
  • 特徴
    • 子どもが安全に楽しめる設備・施設設計。
    • 体験型・参加型のアトラクションやイベント企画。
    • 非日常的で楽しい環境を演出。
  • 主な仕事内容
    • 施設内の安全管理(遊具の安全点検や誘導)。
    • イベントやショーの企画・実施。
    • お客様(特に子ども)の対応、接客サービス。
    • 施設運営のマネジメント業務。
  • 働き方の特徴
    • 土日祝・長期休暇期間が繁忙期であり、シフト制勤務。
    • イベント運営時は屋外業務が多く、体力を要する場合あり。
    • 子どもや家族連れの接客スキルが求められる。

保育事務・幼稚園事務

  • 目的:保育園や幼稚園の運営が円滑に行えるよう、事務的・管理的業務を担うこと。保育士や幼稚園教諭が保育・教育活動に専念できるようサポートすること。
  • 特徴
    • 園内の各種書類管理、電話対応、来客対応、行政手続き、経理、環境整備など業務が多岐にわたる。
    • 一般企業の事務職よりも子どもや保護者、保育士・教諭とのコミュニケーションが多い。
    • 子どもたちの安全・安心を陰ながら支える役割を担う
  • 主な仕事内容
    • 書類作成・管理
    • 保育料・給食費・教材費などの集金・管理
    • 備品・教材の発注や在庫管理
    • 見学者や来客者の受付、案内業務
    • 園内設備や環境の管理・維持
    • 園行事やイベントの準備支援
  • 働き方の特徴
    • 基本的に平日の日勤(8:00~17:00または9:00~18:00)が多い。
    • 土日祝日は休日の園が一般的だが、行事の際は休日出勤する場合もある。
    • 保育士・幼稚園教諭と日常的にコミュニケーションを取り連携が必要。
    • 一般的なPCスキル(Excel、Wordなど)は必須。
    • 経理や会計スキル、事務経験があると有利。
    • 保育士資格や幼稚園教諭免許は必須ではないが、保有していると業務理解が深まり優遇されやすい。

保育園や幼稚園において、施設運営を事務面からサポートする仕事です。子どもと直接的に関わることは少ないですが、園の運営を円滑に進めるために重要な役割を担っています(筆者も経験あり)。

一般企業の企業内保育・福利厚生関連部署

  • 目的:従業員の仕事と育児の両立支援。社員満足度向上や離職防止、採用力強化など企業の競争力向上。
  • 特徴
    • 企業内に託児所を設置したり、子育て支援制度の整備を進める。
    • 福利厚生が充実し、働きやすさを重視する職場環境を目指す。
  • 主な仕事内容
    • 企業内保育園の運営管理。
    • 従業員向け子育て支援策の企画・運営。
    • 子育て相談窓口の運営や福利厚生サービスの提供。
    • 社内イベント(親子参加型)の企画運営。
  • 働き方の特徴
    • 基本的に企業の勤務時間(日勤)に準じる。
    • 企業内施設のため安定した勤務環境が特徴。
    • 福利厚生や待遇が充実している場合が多い。

公務員(児童福祉関連)

  • 管轄:自治体(市区町村・都道府県)や国(厚生労働省)
  • 目的:児童の健全育成、児童虐待防止、子育て支援など、児童福祉行政を担う。行政機関として地域全体の子どもや家庭の福祉向上を目的とする。
  • 特徴
    • 安定性が高く、社会的責任のある職場。
    • 児童相談所や児童福祉課、保育課など多様な勤務先がある。
    • 公務員試験の合格が必要であり、福利厚生や雇用安定性が高い。
  • 主な仕事内容
    • 児童福祉行政業務(子育て支援策の企画・運営)。
    • 児童相談所業務(虐待対応、家庭訪問、支援計画作成)。
    • 保育施設の運営支援・監督・指導(認可保育園の運営指導や監査業務)。
  • 働き方の特徴
    • 日中勤務(平日勤務)が中心で、残業は職場により異なる。
    • 公務員として福利厚生や給与が安定しており、キャリアアップ体制も整備されている。
    • 精神的な負担が伴うケースもあるため、定期的な研修や支援体制が充実している。

まとめ

  • 保育士資格は「保育や養育を中心とした仕事」に強みがあり、福祉施設や保育施設で幅広く活躍できます。
  • 幼稚園教諭免許は「教育や指導を中心とした仕事」に特化しており、幼稚園や教育機関で力を発揮しやすいです。
  • 保育士資格・幼稚園教諭免許は、幅広い業界で需要があり、自分の働き方に合った職場を見つけやすいです。

自分が理想とする働き方に合わせて、資格を活かす職場を選びましょう。

yura(筆者)
yura(筆者)
Profile
大学で4年間保育・幼児教育について学んだ後、保育士資格、幼稚園教諭一種免許を取得。卒業後は保育士として保育園で4年間担任を勤める(1・2・3歳児クラス経験あり)。結婚後は引っ越しを機に、幼稚園事務に転職。現在は時間に融通の利く幼稚園パート(保育補助)として勤務している。
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