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【例文あり】保育士から保育園事務へ転職する志望動機・自己PR

yura
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保育士として働く中で「保育士の資格を活かして事務の仕事に挑戦してみたい」「もっと裏から園を支えたい」と考え、保育事務(幼稚園事務)への転職を検討する方は少なくありません。

しかし、いざ履歴書や面接準備を始めると、

「保育士の実務経験が事務にどう活かせるのか説明できない…」

「保育士から事務職って志望動機どう書けばいい?」

と悩む方が多いのが現実です。

しかし、私も事務職未経験でしたが、保育士としての実務経験があることで保育園事務に転職することができました。

本記事では、元保育園事務として勤務していた筆者が、実務経験を活かした志望動機・自己PRの書き方を徹底解説します。

yura(筆者)
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Profile
大学で4年間保育・幼児教育について学んだ後、保育士資格、幼稚園教諭一種免許を取得。卒業後は保育園で保育士として4年間勤めました(1・2・3歳児クラス経験あり)。結婚後は、保育事務に転職。現在は時間に融通の利く保育士パートとして勤務しています。

保育園事務の仕事内容についてはこちら↓

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保育士から保育園事務は相性が良い理由

「保育士→保育園事務」は、実は採用側から見ても非常に魅力的なキャリアです。なぜなら、保育園事務には以下の要素が求められるためです。

保育・子ども・保護者対応の理解が深い

事務職と言っても、保護者や職員とのコミュニケーションは多く発生します。保育現場を知っている人材は状況判断がスムーズです。
未経験の一般事務と違い、「今は忙しい時間帯だから声をかけない方がいい」「この行事は資料が多いから早めに準備しておこう」という判断が自然にできる点が高く評価されます。

行事・書類の流れをイメージできる

保育計画、行事準備、職員会議など、年間スケジュールを理解しているのは強みです。現場を知っているからこそ、季節ごとの忙しさの波を事前に予測でき、準備がスムーズになることを期待されます。

丁寧・正確な仕事が求められる

請求書、補助金申請、園児情報管理などは正確さが必要です。保育士の書類経験は大きな武器になります。

求人によっては「保育士資格必須」という場合もあるので、保育士さんにとっては応募しやすいと思います。

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志望動機を書く前に整理するべきポイント

志望動機は次の3つを軸にすると説得力が増します。

  1. なぜ事務職なのか
    体力的負担だけを書くとマイナス印象になりやすい。「園を支える仕事がしたい」など前向きな理由を添える。
  2. なぜ保育事務なのか
    一般企業の事務ではなく、なぜ保育園なのかを明確にする。
  3. 保育士経験がどう活きるか
    必ずスキルに言語化すること(行事運営、保護者対応、PC・書類作成、チームワークなど)。

上記を満たすと、採用担当者に「この人が来てくれたら助かる」と思わせられます。

保育士から保育園事務へ転職する志望動機3選

志望動機①(保育現場経験を強みにする王道パターン)

保育士として働く中で、現場だけでなく園全体の運営を支える業務にも関わりたいと考えるようになり、保育園事務を志望いたしました。行事準備や保護者対応、園児記録の入力作業などを行う中で、事務業務が保育の質を支える重要な役割であることを実感しました。

貴園の教育・保育理念に共感し、現場経験を活かしながら事務として園を支えることで、より良い環境づくりに貢献できると考えております。正確な書類作成や行事のスケジュール管理、保育士との連携など、現場で培った経験を事務職として活かしたいと考え応募いたしました。

志望動機②(事務未経験感をカバーしつつPCスキル・調整力をアピール)

保育士として勤務する中で、書類作成・情報管理・保護者対応などの業務にやりがいを感じるようになり、事務の仕事に興味を持ちました。PC作業を効率的に行うことが得意で、WordやExcelを活用した園児記録の作成や、行事の案内文書の作成なども担当してきました。

保育園事務は未経験ですが、保育の流れや現場の声を理解している点は大きな強みになると考えております。裏方として園の運営を支え、職員が働きやすい環境づくりに貢献したいと思い、志望いたしました。

志望動機③(筆者が保育事務へ転職する際に書いた志望動機)

こちらの職を志望した理由は、保育現場を事務職としてサポートすることに関心があり、自分のスキルを活かせる職務内容であるように思えたからです。前職では4年間保育士として働いていました。そこで働く過程で、保育の現場を十分に機能させるためには保育士による保育だけではなく、その周辺業務を円滑に進めることが必要不可欠であると感じ、そのような業務に携わることに関心を抱いていました。

また、保育現場では書類仕事も多く、パソコンを使用した業務も日常的に行っていました。4年間実務に当たった経験を活かせる仕事だと思い、志望いたしました。

yura(筆者)
yura(筆者)

採用担当者はテンプレートの文章に見飽きています。まるまる書き写すのではなく自分の実際の経験などを盛り込むと、さらに良い文章になるしょう。

保育士経験を活かす自己PRの書き方

自己PRでは、次の3点に触れると自己PRとして強くなります。

  1. 数字で示せる強みがあるか
    例:年間行事○件の準備、連絡帳○名担当など。
  2. コミュニケーション能力(職員・保護者・子ども)
    事務でも非常に重要。
  3. PCスキル(Word・Excel・タイピングなど)
    必須ではないが、Word、Excel、メール対応のスキルは必要。会計ソフトやクラウド管理システムを扱うところもある。

保育士から保育園事務へ転職する自己PR3選

自己PR①(調整力・スケジュール管理をアピール)

保育士として勤務する中で、行事や会議の段取り、スケジュール管理を担当していた経験があります。年間行事の準備では各職員との調整や、必要物品のリスト作成、資料の共有などを正確に進めてきました。

これまでの経験を活かし、園内外の関係者と丁寧にコミュニケーションを取りながら、業務を円滑に進めることができます。そうした経験を通して培った「調整力」や「対人スキル」は、事務職においても、園内の円滑なコミュニケーションや業務推進に活かせると考えています。

自己PR②(PCスキル+書類作成力をアピール)

保育士として日誌・児童票・案内文書の作成を担当してきました。特にPC作業が得意で、Wordを使った文書作成、Excelを用いた園児リストの管理、簡単な関数を使った集計作業なども行ってきました。

事務未経験ではありますが「正確に・丁寧に・早く書類を作る」ことに自信があります。ミスを防ぐためのダブルチェックや、読みやすい書類作成を心がけてきました。事務職としてもこの強みを活かしていきたいと考えております。

自己PR③(筆者が保育園事務へ転職する際に書いた自己PR)

私はコミュニケーションをとることを大切にしています。前職では子どもたち全体を見守るうえで職員同士で声掛けをしあったり、担任同士や園全体での情報共有を密におこなう事で、子どもたちも安全に過ごすことができました。

また、職員同士はもちろんですが、子どもたちや保護者とも丁寧なコミュニケーションを行うことで、円滑に業務を進めていくことができました。保育現場に対する深い共感がありますので、管理職の方や現場職員の方とも円滑な連携を取りながら業務を進めていきたいと思っています。

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志望動機・自己PRを書くときのNG例

NG例:「体力的にきついから事務に逃げたい」ことを書く

前向きな理由を必ず添える。

NG例:「事務は楽そうだから」などの印象を与える

事務の役割や責任を理解していることを示す。

NG例:経験を感覚的に書く

→「具体的な行動」や「数字」で書くと採用率が上がる。

面接で深堀りされやすい質問と答え方のポイント

  • 「なぜ保育士を辞めたいのか?」
    → 退職理由を前向きに変換する
  • 「事務経験がないけれど大丈夫?」
    → 書類作成・調整・PC作業の経験を伝える
  • 「園事務として何を大切にしたい?」
    → 正確性・連携力・保育の理解 の3軸で回答
  • 「なぜうちの園を選んだのか」
    →園の運営方針や職場環境、職員の雰囲気などの印象もまとめたうえで回答

面接は志望動機の深掘りが中心になるため、この記事の例文の内容を基に準備するとスムーズです。

履歴書に記載した志望動機の内容と大きくずれないようにしましょう。

まとめ:保育士経験は保育園事務で強い武器になる

保育士から保育園事務への転職は、決して珍しい道ではありません。むしろ、

  • 保育の流れが分かる
  • 保護者対応ができる
  • 書類作成の重要性を理解している

といった理由で、採用側からの評価は高い傾向にあります。

本記事で紹介した志望動機・自己PRをもとに、あなたの経験を言語化していけば、事務未経験でも十分に通過できる内容になります。

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