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保育士から幼稚園(保育)事務職に転職する方法【経験者が解説】

yura
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Last Updated on 2025年9月1日 by yura

「保育士としての経験はあるけれど、体力的に続けるのが難しい」

「子どもと関わるのは好きだけど、現場の忙しさや人間関係で疲れてしまった」

そう感じて、保育現場から事務職への転職を考える保育士は少なくありません。

本記事では、保育士であり過去に幼稚園事務に転職した筆者の経験をもとに、仕事内容・必要なスキル・転職の手順・メリットと注意点を詳しく解説します。

yura(筆者)
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Profile
大学で4年間保育・幼児教育について学んだ後、保育士資格、幼稚園教諭一種免許を取得。卒業後は保育園で保育士として4年間勤めました(1・2・3歳児クラス経験あり)。結婚後は、幼稚園事務に転職。現在は時間に融通の利く保育士パートとして勤務しています。

保育士から事務職への転職を考えている方へ

保育士から事務職への転職を考えていても、「いきなり正社員は不安…」「事務職は倍率高いから未経験だと採用されないんじゃ…」と不安に感じる方も多いと思います。

そんな方におすすめなのが、未経験から事務職デビューをサポートしてくれる無期雇用派遣サービスの『マイナビキャリレーション』です。マイナビキャリレーションでは、就業前のビジネスマナーやPCスキル研修が充実しているので、事務職が初めての方でも安心してスタートできます

また、就業先企業で直接雇用が決定した実績もあるので、経験を積まれたうえで正社員を目指すことも可能です。サイトには幼稚園教諭から事務員に転職した方の体験談も掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。

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幼稚園・保育園の事務職とは?

主な仕事内容

幼稚園や保育園の事務職は、園の運営を裏側から支えるポジションです。具体的には以下のような業務があります。

書類作成・管理

  • 保育料に関する帳票・請求書の作成
  • 児童の出欠管理
  • 各種申請書(入園・退園・転園など)の受理と整理

経理・会計業務

  • 保育料や給食費の管理
  • 会計帳簿の作成・管理(会計ソフトを使う場合も)

保護者対応

  • 電話応対・窓口対応
  • 行事案内や配布物の作成と配布

職員サポート・庶務

  • 備品や教材の発注・在庫管理
  • 園長や保育士の業務サポート
  • 職員のシフト管理

園内の環境整備

  • 園庭の整備
  • 園舎内の掃除・消毒

など

※あくまで一例です

保育士が現場で子どもを直接支えるのに対し、事務職は園の運営基盤を支える役割を担います。

保育士経験が役立つ場面

「子どもに接しないなら保育士経験は関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、実は事務でも経験は大いに役立ちます。

  • 現場事情を理解しているため、柔軟な対応ができる
  • 行事や園運営の流れを知っているので、必要な準備を先回りできる
  • 現場の先生と円滑にコミュニケーションが取れる

つまり、現場を知っている事務職は非常に重宝される存在なのです。

yura(筆者)
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私は保育士資格や幼稚園教諭免許も持っていたので、時々クラスに入って子ども達を見ることもありました。園によっては事務員も行事の際に手伝ったりするので、「意外に子どもと関わる」と言う人もいます。

保育士から事務職への転職で求められるスキル

保育事務に特別な国家資格は必要ありません。ただし、以下のような経験やスキルがあると採用や業務に有利になることがあります。

基本的なPCスキル

  • Word(文書作成、案内文書など)
  • Excel(名簿作成、表計算、簡単な関数)
  • PowerPoint(資料作成)
  • 会計ソフトやクラウド管理システムを扱うところもある

必須ではありませんが、ExcelのSUM・AVERAGE・IF・VLOOKUPなどの基本関数は習得しておくと安心です。

Excel・Word・PowerPoint検定などのPCスキル資格や、簿記の資格を持っていると有利ですね。

コミュニケーション能力

保育士時代と同じく、保護者や先生とのやり取りは多いです。事務でも「説明力」「聞き取り力」は大切です。

正確さとスピード

経理や書類仕事はミスが許されません。几帳面さや確認を怠らない姿勢が評価されます。

保育業界への理解

子どもの発達や保育制度への最低限の知識があると、職員との連携がスムーズになるでしょう。

保育士から事務職に転職するメリット

比較的体力的負担が少ない

保育士は抱っこや外遊びなど体力を使う仕事が多いですが、事務職は基本的にデスクワーク中心です。もちろん行事の際は動きますが、保育士と比べたら体力的には負担が少ないです。

働きやすい時間帯

保育士はシフト制や早番・遅番がありますが、事務職は固定時間勤務(8:30〜17:00など)が多く、生活リズムが安定しやすいです。

転職の進め方

必要スキルの準備

  • PCスクールやオンライン講座、独学でもいいのでPCスキルをつける
  • Word/Excel MOS資格、簿記3級などを取得すると有利

求人を探す

ハローワーク、転職サイトでも「事務」や「園運営スタッフ」求人を扱っていることがあります。

おすすめは、未経験から事務職デビューをサポートしてくれる無期雇用派遣サービスの『マイナビキャリレーション』です。「事務職は倍率高いから未経験だと採用されないんじゃ…」という方も、マイナビキャリレーションでは、就業前のビジネスマナーやPCスキル研修が充実しているので、事務職が初めての方でも安心してスタートできます。また、就業先企業で直接雇用が決定した実績もあるので、経験を積まれたうえで正社員を目指すことも可能です。ぜひチェックしてみてください。

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書類応募・面接

履歴書や職務経歴書では、保育士経験が事務でどう役立つかをアピールします。
例:「行事準備での書類作成経験」「保護者対応で培った丁寧な説明力」

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転職の注意点

  1. 求人数は多くない
    保育士求人に比べると事務職求人は限られており、倍率が高いこともあります。
  2. 給与は高くないことが多い
    正社員でも保育士と同等か少し低め。パート求人の場合は時給1,000円前後が目安です。
  3. 即戦力を求められることがある
    特に経理担当などは経験者優遇のケースも多いので、未経験なら補助的業務から始めるのが現実的です。

まとめ

保育士から幼稚園・保育園の事務職に転職するのは、体力的負担を減らしながら園に関わり続けたい人にとって有効な選択肢です。
ただし、求人数が限られているため、PCスキルや簿記などの武器を身につけておくことが重要です。

現場経験を活かして事務に挑戦すれば、園からも「頼りになる存在」として長く働くことができます。

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