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派遣保育士は嫌がられる?派遣保育士のメリット・デメリットと派遣会社の選び方

yura
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「派遣保育士は嫌われるって聞くけど本当?」

「正社員と比べて扱いが違うのでは?」

実際、派遣という働き方は柔軟でメリットも多い一方で、「人間関係が難しい」「疎外感を感じる」といった声も聞かれます。
しかし、これは派遣で働くことが悪いのではなく、職場の選び方派遣会社のサポート体制に原因があるケースがほとんどです。

この記事では、派遣保育士として働く際のメリット・デメリットと、嫌われない働き方のコツ、そして働きやすい園を見つける方法を詳しく解説します。

yura(筆者)
yura(筆者)
Profile
大学で4年間保育・幼児教育について学んだ後、保育士資格、幼稚園教諭一種免許を取得。卒業後は保育園で保育士として4年間勤めました(1・2・3歳児クラス経験あり)。結婚後は、幼稚園事務に転職。現在は時間に融通の利く保育士パートとして勤務しています。

派遣保育士とは

派遣保育士とは、保育園やこども園などに直接雇用されるのではなく、派遣会社(人材派遣会社)に所属して働く保育士のことです。

派遣会社と雇用契約を結び、派遣先である保育施設で勤務します。給与の支払い、契約更新、労働条件の管理などは派遣会社が行うのが特徴です。

正社員保育士と派遣保育士の違い

比較項目正社員保育士派遣保育士
雇用主保育園・法人派遣会社
給与体系月給制+賞与あり時給制(高時給が多い)
契約期間無期限(常勤)有期(3〜6ヶ月更新が多い)
主な業務担任・行事・保護者対応など全般補助・サポート業務中心
シフト固定・残業あり比較的柔軟・残業少なめ

派遣保育士として働くメリット

① 高時給で効率的に稼げる

派遣保育士の時給は平均1,400〜1,800円前後と、正社員より高い傾向にあります。月給換算すると、残業なしでも正社員並み、またはそれ以上の収入になるケースも。

「フルタイムでしっかり稼ぎたいけど、残業や行事に縛られたくない」という方に最適です

② シフトや勤務時間の融通がきく

「週3日だけ働きたい」「16時までで帰りたい」など、希望に合わせた勤務が可能。育児中や家族の予定を優先したい方にも選ばれています。

家庭との両立やWワークにも柔軟に対応できる点は、派遣ならではの強みです

③ 苦手な人間関係に縛られない

正社員と違い、園全体の会議や行事に深く関わることは少なめ。その分、「保護者対応」「園内政治」といったストレスから解放されやすい環境です。

特に人間関係で悩んできた保育士さんには、大きなメリットになります

④ 派遣会社の担当者がサポートしてくれる

派遣会社の担当者が、園との調整やトラブル対応を代わりにしてくれます。職場での人間関係や待遇に悩んだときも、間に入ってくれる安心感があります。

「直接言いにくい」問題を外部の立場からフォローしてくれるのは、派遣特有の安心ポイントです

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派遣保育士のデメリット・注意点

① 契約更新制で先の予定が読みにくい

多くの契約は3〜6ヶ月ごとの更新制。園の都合や子どもの在籍数によって契約が終了する可能性もあります。

安定性を重視するなら、更新実績の多い派遣会社を選びましょう

② 賞与・退職金がない

派遣は時給が高い代わりに、賞与や退職金は原則なし。長期的な資産形成を考えるなら、給与の一部を貯蓄や投資に回す意識が必要です。

③ 周囲との関係が浅くなることも

距離を保てる反面、正職員のような「チーム意識」を持ちにくい側面も。ただし、信頼関係を築けば派遣から直接雇用に切り替わる例も少なくありません。

「派遣保育士は嫌われる」と言われる理由とは?

まず前提として、派遣保育士を戦力として頼りにしている園も多く存在します

ただし、一部の園では以下のような要因から「距離を感じる」「疎外感がある」と感じてしまう人もいます。

雇用形態の違いからくる立場の差

派遣保育士は園に直接雇われているわけではなく、派遣会社に所属しています。そのため、行事や会議への参加が限定されるなど、「園の一員」として扱われにくい状況が生まれやすいのです。

また、行事準備やミーティングに参加する機会が少ないと、自然と交流が減り、「話しにくい」「馴染みにくい」と感じられやすくなります。

正職員との温度差

正職員は長期的な運営責任を担う一方、派遣は契約期間が明確です。残業が少なかったり、担任を任されることが無いので「責任が軽い」と思われ、距離をを置かれてしまうケースがあります。

時給や待遇の違い

派遣保育士は時給が高い傾向にあります。同じ仕事内容でも収入差が生じることが、正職員との間に小さな摩擦を生むことも。

「嫌われる」を避けるためのコミュニケーション術

では、実際に現場で孤立しないためにはどうすればよいのでしょうか。ポイントは「信頼関係を意識して築くこと」と「線を引きすぎないこと」です。

自分から声をかける

「派遣だから」と引いてしまうと、距離がそのまま固定化します。
挨拶やちょっとした会話から、日常的な関係を作っていくことが大切です。

責任ある行動をとる

頼まれた仕事を確実にこなす・報告をこまめに行うなど、信頼される行動を意識しましょう。
特に園ではチームプレーが基本。小さな積み重ねが大きな信頼になります。

派遣会社の担当者に相談する

人間関係の問題を抱えたとき、園内で直接言いづらい場合は派遣会社の担当者に相談できます。
間に立って調整してもらえるのは派遣の大きな強みです。

派遣会社選びで失敗しないためのチェックポイント

派遣保育士として働くうえで最も重要なのは、派遣会社選びです。登録する会社によって、紹介される園やサポートの質が大きく異なります。

チェック項目具体的な内容
保育業界専門の派遣会社か保育園・幼稚園・こども園などに特化しているか
担当者のフォロー体制困ったときにすぐ相談できる担当者がいるか
紹介求人数・地域カバー自分の通勤圏で希望条件に合う求人があるか
福利厚生有給・交通費・社保完備などのサポート体制
園の評判・口コミ情報実際に働いた派遣スタッフの声を教えてくれるか

人間関係重視で選ぶなら…

もし「人間関係のいい園で働きたい」「担当者が丁寧にフォローしてくれる会社がいい」と考えるなら、保育業界に特化した転職・派遣サービス『せんとなび保育』がおすすめです。

せんとなび保育は「園と人との相性」を大切にする転職サービスで、実際に働く人の口コミや園の人間関係などの情報提供に強みがあります。

また、派遣として一定期間働きながら、正社員や契約社員を目指せる「紹介予定派遣」の制度も選択できます。

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おわりに|派遣保育士でも人間関係は選べる

「派遣保育士は嫌われる」というのは一部の職場だけの話です。本質的には、どんな園で働くかがすべて。

信頼できる派遣会社と担当者を選べば、派遣でもチームの一員として安心して働けます。
柔軟な働き方をしながら、穏やかな人間関係を築ける職場を見つけましょう。

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