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保育士転職の面接で落ちた…その原因と次こそ受かるための対策

yura
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Last Updated on 2025年6月20日 by yura

保育士として新たな園で働きたいと思って面接に挑んだものの、「残念ながら不採用でした」という連絡が来ると自信をなくしてしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、保育士転職の面接で落ちる理由や、その原因をもとにした具体的な改善策をご紹介します。次こそは内定を勝ち取るためのヒントになれば幸いです。

yura(筆者)
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Profile
大学で4年間保育・幼児教育について学んだ後、保育士資格、幼稚園教諭一種免許を取得。卒業後は保育園で保育士として4年間勤める(1・2・3歳児クラス経験あり)。結婚後は、幼稚園事務に転職。現在は時間に融通の利く幼稚園パート(保育補助)として勤務している。

面接に落ちたときにありがちな原因

自己PRが抽象的・曖昧

面接で自己PRを聞かれたとき、「子どもが好きです」「やる気があります」といった抽象的な言葉だけで終わっていませんか?他の応募者との差別化ができず、印象が薄れてしまう可能性があります。

改善策: 具体的なエピソードや成功体験を盛り込みましょう。

例:「私の強みは、保護者との信頼関係を築くコミュニケーション力と、保育の中で柔軟に対応する力です。前職では3歳児クラスを担当していたのですが、子どもの登園渋りが続いていたので、毎朝のルーティンを保護者と相談して見直し、子どもが安心して登園できるよう工夫しました。例えば、朝の登園時に“お気に入りのおもちゃを紹介する時間”を設けることで、子どもの気持ちが前向きになるようにサポートしました。その結果、数週間後には毎日笑顔で登園できるようになり、保護者の方からも『安心して預けられるようになりました』とのお言葉をいただきました。」

自己PRや志望動機は、履歴書や職務経歴書内容と大きくずれないようにしましょう。書ききれなかった詳しいエピソードを話すのも良いかもしれませんね。

志望動機が園に合っていない

求人情報をもとにざっくりと書いた志望動機では、採用担当者に「うちの園じゃなくてもいいのでは?」と思われてしまいます。

改善策: 園の教育方針やSNS、園見学などで事前にリサーチし、具体的に惹かれた点を伝えるようにしましょう。

例:「貴園の“子ども主体の保育”という理念に深く共感しました。
私は、前職で子どもの「やりたい!」という気持ちを大切にし、日々の遊びの中に保育の目的を組み込むよう心がけていました。例えば、製作活動では「子どもが選んだ素材で自由制作」をおこない、結果的に「作ったものでお店屋さんごっこをしよう」ということになりました。子ども達で看板を作り、他クラスとの交流にも繋がりました。このような経験を活かし、貴園でも子どもの主体性をさらに引き出したいと考えています。」

表情や態度に自信がない

緊張のあまり、声が小さかったり笑顔が出なかったりすると、「本当にこの人と働けるだろうか?」と不安にさせてしまいます。

改善策事前に鏡の前で話す練習や、模擬面接を行うことで自信をつけましょう。第一印象は想像以上に大切です。

保育観が明確でない

「どんな保育がしたいですか?」という質問に、しっかりとした自分の保育観を持っていないと、園との相性も判断しづらくなります。

改善策: 自身の保育経験を振り返り、「子どもにどう育ってほしいか」「どんな関わり方を大切にしているか」などを書き出しておきましょう。

例:「私は“子どもが自分で考えて行動できる力”を育てる保育を目指しています。そのために、自由遊びの時間には子ども自身に選択させる機会を多く設けたり、自分の考えを発表できる“お話タイム”を取り入れてきました。」

身だしなみに清潔感がない

面接では第一印象が非常に重要です。髪型が乱れていたり、服装がしわくちゃであったり、派手すぎるメイクが目立つ場合、採用担当者に「子どもと接する職業にふさわしくない」と判断されることがあります。

改善策: 清潔感を意識した準備を心がけましょう。

人気園だった

いくら保育業界が人手不足といえども、地域での評判が高く、教育方針や待遇、職場環境が魅力的な園であれば、応募者が多数いる可能性があります。面接で大きな失敗をしていなくても、他の候補者との比較の中で不採用となることも少なくありません

このような園には、経験豊富な保育士やスキルの高い応募者が多数集まる傾向にあり、面接で特に失敗をしていなくても、他の候補者との比較の結果として不採用になるケースが少なくありません。

改善案:落ちたことを必要以上に自分の責任と考えすぎないことが大切です。別の園ではあなたの経験や人柄が高く評価されることもあります。他の候補者との差別化を図るための面接対策を行いましょう。

面接で落ちても気にしすぎないことが大切

面接で不採用になったからといって、あなたの価値が否定されたわけではありません。園との相性が合わなかっただけというケースも多くあります。
また、ある園で落ちたとしても、別の園では高く評価される可能性も十分あります。実際、同じ応募書類・同じ自己PRでも園ごとの評価は大きく変わることがあります。

次こそ内定を勝ち取るために

面接練習を繰り返す

転職エージェントなどに協力してもらい、模擬面接を行いましょう。実際に声に出して練習することで、本番でも落ち着いて話すことができます。

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面接を受けた園を振り返る

質問内容、どこで答えに詰まったのかなどを記録しておき、次の面接に活かすことが大切です。
また、自分の受け答えや表情、声のトーン、緊張したタイミングなどもメモしておくと、次回の面接に向けた改善ポイントが明確になります。転職ノートを作成し、面接ごとに記録を積み重ねることで自分自身の変化や成長を実感しやすくなり、自信にもつながります。

身だしなみを整える

面接当日の第一印象は、わずか数秒で決まります。清潔感のある服装や髪型、ナチュラルなメイク、整った爪など、相手に好印象を与えるための準備は欠かせません。服装は無地のジャケットや落ち着いた色合いのトップスを選び、過度なアクセサリーや香水は控えましょう。鏡で全体のバランスを確認するなど、細かい部分まで丁寧に準備をしておくことが大切です。

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明るい表情を心がける

笑顔や穏やかな表情は、保育士としての親しみやすさや安心感を伝える大きな要素です。特に緊張しやすい方は、意識的に笑顔を作る練習をしておくと良いでしょう。面接官の目を見てはきはきと話すことで、自信や誠意が伝わりやすくなります。

退職理由を考える

前職の退職理由について、ネガティブな感情をそのまま出してしまうと印象が悪くなる可能性があります。人間関係や労働環境などの理由であっても、「より良い保育を目指したい」「新たな環境で成長したい」といった前向きな表現に言い換えておくことが重要です。また、退職の理由が曖昧だったり一貫性がないと、採用担当者に不安を与えてしまうため、事前に自分の考えを整理しておきましょう。

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まとめ

保育士の転職面接で「落ちた」と感じる経験は、誰しも一度は通る道です。大切なのはその経験から何を学び、次にどう活かすかということ。原因を振り返り、対策を練っていけば必ずチャンスはやってきます。

面接に不安を感じている方は、ぜひ今回の記事を参考に次こそ笑顔で内定を勝ち取ってください。

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