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保育士転職で見るべき!働きやすい保育園と避けるべき園の見分け方10選

yura
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保育士として転職を考えるとき、もっとも大切なのは「どんな園を選ぶか」です。給料や勤務地も重要ですが、それ以上に毎日の働きやすさが長く続けられるかどうかを左右します。

一方で、求人票だけでは見抜けないブラック保育園や、人間関係が悪い園も存在します。そこで本記事では、働きやすい保育園と避けるべき園の特徴を10項目に整理し、園見学や求人票チェックでどう見極めるかを解説します。

yura(筆者)
yura(筆者)
Profile
大学で4年間保育・幼児教育について学んだ後、保育士資格、幼稚園教諭一種免許を取得。卒業後は保育園で保育士として4年間勤めました(1・2・3歳児クラス経験あり)。結婚後は、幼稚園事務に転職。現在は時間に融通の利く保育士パートとして勤務しています。

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1.人員配置の余裕があるか

働きやすい保育園を見分けるとき、まず注目したいのは人員配置の余裕です。配置基準を上回る職員が在籍している園は、欠勤や行事の際にも無理なく対応できます。
逆にいつもギリギリの人数で回している園は、休憩が取れなかったり、一人ひとりの負担が大きくなりやすいので長く働き続けるのは難しい環境です。

働きやすい園の特徴

  • 配置基準よりも多めに職員を配置している
  • 保育補助やパートも充実している
  • 急な欠勤があってもフォローできる体制

避けるべき園の特徴

  • 常に基準ぎりぎり、または不足している
  • 欠勤時に他の職員へ負担が集中
  • 休憩が取れない、残業が常態化

2.休憩・残業の取り扱い

保育業界全体でよく挙がるのは休憩が取れない・残業が多すぎるという問題です。働きやすい園は、シフトに休憩時間が組み込まれ、残業も必要最低限に抑えられています。反対に「子どもが寝ている間が休憩」という扱いをする園や、持ち帰り仕事が常態化している園は注意が必要です。

働きやすい園

  • 休憩時間がスケジュールで確保されている
  • 残業があっても事務作業程度で短時間
  • 持ち帰り仕事ゼロを目指す姿勢がある

避けるべき園

  • 「子どもが寝ている間が休憩」という扱い
  • 書類や制作物を家に持ち帰るのが当然
  • サービス残業を強要

3.給与・手当の透明性

求人票に書かれている給与や手当が、実際と一致しているかは大きなチェックポイントです。働きやすい園は、基本給や処遇改善手当、賞与の支給基準が明確で、安心して働けます。
一方で、求人票と実際の給与に差があったり、手当の支給が不透明な園は避けるべきです。

働きやすい園

  • 基本給が明確で処遇改善手当の支給実績あり
  • 賞与や昇給の基準が説明されている
  • 借り上げ社宅制度や住宅手当が利用できる

避けるべき園

  • 求人票と実際の給与に差がある
  • 手当が曖昧、支給が不定期
  • 残業代がつかない

4.人間関係・職場の雰囲気

保育士が転職を決意する理由で最も多いのが人間関係の悩みです。働きやすい園は、園長や主任に相談しやすく、職員同士も助け合う雰囲気があります。また、新人をフォローする仕組みが整っている園も安心です。
逆に、上下関係が厳しすぎたり、職員の入れ替わりが激しい園は注意が必要です。

働きやすい園

  • 園長や主任が相談しやすい雰囲気
  • 職員同士で助け合いがある
  • 新人へのフォロー体制が整っている

避けるべき園

  • 上下関係が厳しすぎる
  • 職員の入れ替わりが激しい
  • 園長が現場に無関心

5.保育士の年齢層の幅広さ

こちらも人間関係に関することですが、働きやすい保育園の特徴のひとつに、職員の年齢層が幅広いことが挙げられます。若手からベテランまでバランスよく在籍している園では、経験や知識を共有しやすく、互いにフォローし合う雰囲気が生まれます。
反対に、年齢層が極端に偏っている園は、人間関係が固定化したり、新人が離職しやすい傾向にあります。

働きやすい園

  • 若手からベテランまでバランスよく在籍しており、多様な視点で保育が進められる
  • 経験豊富なベテランが新人の相談役になり、指導や助言が得られる
  • 若手の新しいアイデアとベテランの実務経験がうまく融合し、職場が活性化している

避けるべき園

  • 年齢層が極端に偏っている(例:新人ばかり、ベテランばかり)ため視野が狭くなる
  • 若手ばかりの職場では、経験不足から負担が集中しやすく離職率が高い
  • ベテランばかりの職場では、昔のやり方に固執して改善が進まない

6.施設の環境が良く衛生的な園

清掃が行き届き、トイレや調理場なども衛生的に管理されている園は子どもにとっても保育士にとっても安心して過ごせる職場です。特に転職活動の際には、園見学で園内の清潔感や整理整頓の状態をチェックすると良いでしょう。
反対に、施設の老朽化が放置されていたり、衛生面が不十分な園は、日々の業務にも大きなストレスをもたらすため注意が必要です。

働きやすい園

  • 園舎や保育室が清潔で整理整頓されており、子どもも職員も快適に過ごせる
  • トイレや手洗い場など衛生面がしっかり管理されている
  • 空調や換気設備が整い、季節ごとの温度管理や感染症対策が適切に行われている
  • 園庭や遊具が安全に管理されており、安心して保育活動ができる

避けるべき園

  • 施設の清掃や衛生管理が不十分で不快感がある
  • 園舎が老朽化しているのに修繕が行われず、安全面に不安がある
  • 調理場や給食設備の衛生管理が行き届かず、食中毒などのリスクが高い
  • 園庭や遊具が壊れたまま放置され、事故につながる危険性がある

7.行事や業務量のバランス

行事が多い園はやりがいもありますが、過度な負担がかかると働きにくさにつながります。働きやすい園は、行事の準備をチームで分担し、職員の負担を軽減する工夫をしています。
反対に、行事準備が深夜まで続いたり、装飾や衣装に過剰な労力を求める園は注意が必要です。

働きやすい園

  • 行事の準備はチームで分担
  • 過度に凝った装飾や衣装を求めない
  • 業務削減に取り組んでいる(過去の衣装・小物を利用するなど)

避けるべき園

  • 行事準備が深夜まで続く
  • 担任一人に負担が集中
  • 「昔からこうだから」と改善がない

8.働き方の柔軟性

ライフステージに合わせて柔軟に働けるかどうかは、保育士転職で重要なポイントです。産休・育休の取得実績や、時短勤務・パート勤務などの選択肢がある園は長く働きやすい環境です。
反対に、有給が取れない・正社員以外を軽視する園は避けるべきです。

働きやすい園

  • 産休・育休の取得実績あり
  • 時短勤務やパート勤務の選択肢がある
  • 突発的な家庭の事情に理解がある

避けるべき園

  • 「正社員以外は責任感がない」と扱う
  • 有給が取りづらい
  • ライフステージに合わせた働き方ができない

9.園の運営方針・理念

園の理念がしっかり職員に共有され、子ども主体の保育を行っている園は安心して働けます。保育士の意見を反映する仕組みがある園も理想的です。
逆に、理念が形だけで実態が伴っていない園や、園長の独断で運営されている園は働きづらい環境になりがちです。

働きやすい園

  • 保育観・保育理念が自分に合っている
  • 子ども主体の保育を実践
  • 保育士の意見を反映する仕組みがある

避けるべき園

  • 理念が形骸化している
  • 園長の独断で運営
  • 職員が疑問を持ちながらも従うだけ

10.園見学・面接での対応

実際に園を見学したときの雰囲気は、働きやすさを見抜く最大のポイントです。園児や職員が自然に笑顔で過ごしている園は安心感があります。質問に丁寧に答えてくれる園や、面接で前向きな姿勢を示す園は働きやすい傾向です。
逆に、質問をはぐらかす園や、圧迫的な面接をする園は避けるのが賢明です。

働きやすい園

  • 見学の際に園児や職員の雰囲気が良い
  • 質問に丁寧に答えてくれる
  • 面接でも「一緒に働きたい」という姿勢が伝わる

避けるべき園

  • 職員が疲弊している様子
  • 質問に答えを濁す
  • 面接が圧迫的で不信感を抱かせる

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まとめ

保育士の転職で大切なのは、求人票や条件だけでなく「実際に働きやすい園かどうか」を見極めることです。

  • 人員配置や休憩・残業の状況
  • 給与や手当の透明性
  • 人間関係・職場の雰囲気
  • 保護者対応や行事の負担

これらを総合的に判断し、園見学や面接でチェックすることが重要です。

「今の園が合わない」と感じても、必ずしも保育士を辞める必要はありません。働きやすい園を選べば、長く安心してキャリアを続けることができます。

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