保育士の仕事と家庭をどう両立させる?育児中でも働きやすい職場選び
yura
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Last Updated on 2025年10月10日 by yura

子育てと保育の仕事、どちらも大切にしたい。
けれど現実は「家事や育児に加えて、持ち帰り仕事も多いから毎日ヘトヘト…」そんな悩みを抱える保育士さんは少なくありません。
この記事では、育児中でも保育士として無理なく働くための工夫や、働きやすい職場の選び方を具体的に解説します。

Profile
大学で4年間保育・幼児教育について学んだ後、保育士資格、幼稚園教諭一種免許を取得。卒業後は保育園で保育士として4年間勤めました(1・2・3歳児クラス経験あり)。結婚後は、幼稚園事務に転職。現在は時間に融通の利く保育士パートとして勤務しています。
育児中の保育士が直面しやすい悩み
子どもの急な体調不良で早退・欠勤が多い
- 朝、熱を出した子どもを前に「今日のシフト、どうしよう…」と悩む
- 職場に申し訳なさを感じ、心がすり減っていく。
保育園の送迎と勤務時間がかぶる
- 特にフルタイム保育士は子どもを保育園に送ったあとすぐ出勤、帰宅後もバタバタ…。
- 家庭内の時間が圧迫され、自分の時間がほとんどない。
家事・育児の負担が大きく、体力的に限界
- フルタイム勤務+育児・家事で、体も心も常にオーバーワーク。

私の知人(育児中)は、あまりにも持ち帰り仕事が多いので心配した旦那さんが「一回休んでほしい」と言い、結局そのまま退職してしまいました…。
自分のキャリアや将来に不安がある
- 産休や育休で、キャリアが止まっているように感じる。
- 周りでバリバリ働いている女性を見ると、自分の将来が不安になる
育児中でも働きやすい保育士の働き方

パート・非常勤勤務で時間を調整する
- 1日4〜6時間、週3〜5日勤務など、自分のペースで働ける。
- 時間固定シフトを希望できる園も増えており、送迎や家庭時間の確保に有利。
短時間正社員として働く
短時間正社員とは、正社員としての雇用形態を維持しながら、通常のフルタイム勤務よりも短い時間で働く制度です。
| 項目 | 通常の正社員 | 時短正社員 |
|---|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 | 正社員(時短正社員制度) |
| 給与 | フルタイム相当 | 基本的には、時間に応じて減額 (職場によっては下がらないことも) |
| 福利厚生 | あり | 基本的に同等 |
| 昇給・賞与 | あり | 園・会社の規定により変動あり |
家庭的保育・小規模保育園で働く
- 比較的行事が少なく、業務量が限られている園が多い。
- チームでのフォロー体制があり、子どもの急な体調不良にも対応しやすい。
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託児所付きの職場を選ぶ
- 医療法人・企業主導型・一部の私立園では、保育士の子どもを預かる制度を導入しているところも。
- 保育中も安心して仕事に集中できる。
派遣や単発の保育士求人を活用する
- 働く日や時間帯を選びやすく、予定に合わせて柔軟に働ける。
- 空いた時間に副業や資格取得の勉強も可能。
働きやすい保育園を見つけるチェックポイント
シフトの柔軟性があるか
- 時間固定・短時間勤務OKかどうかを確認。
- 早番や遅番の回数を制限できるかもポイント。
子育て中の職員が多いか
- 同じ立場の職員が多いと、理解ある職場である可能性が高い。
- 困ったときに助け合える環境が整っているかを見学時にチェック。

保育士さんは働いている保護者の育児をサポートするお仕事。働きながら育児をすることの大変さを理解してくれる人がほとんどだと思います。
有給や欠勤への対応が柔軟か
- 子どもの体調不良などに対応してくれるかどうか。
- 勤務調整・代替要員の体制があるかも確認すると安心。
業務負担や残業が少ないか
- 書類仕事の持ち帰りがない、ICT導入済み、行事が少ない園などは特におすすめ。
園長・主任が相談しやすい雰囲気か
- 働きやすさは管理職の人柄に大きく左右されます。
- 面接や見学時に、「働きながら子育てしている職員はいますか?」と聞いてみるのも◎。
働きやすい職場を見つけるなら転職サイトの活用も
育児中に職場を変えるのは勇気が要りますが、今の働き方を見直すことで負担が楽になることもあります。
最近では、保育士専門の転職サイトでも「育児中の方歓迎」「時短勤務OK」「家庭との両立応援」といった条件で求人検索が可能です。

でも良い園がどこかなんて分からないし…
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子育てと仕事の両立は簡単なことではありません。ですが、働き方や職場環境を見直すことで、無理なく両立できる道は必ずあります。
「今の職場では限界を感じる」「もう少しゆとりがほしい」と感じたら、それは変化のチャンスです。まずは自分の気持ちを整理し、理想の働き方に近づける一歩を踏み出してみましょう。
無理をしない、自分らしい保育の形を、一緒に探していきませんか?
