働き方
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保育士の働き方はどっちがいい?正社員とパートの転職メリット・デメリット徹底比較

yura
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忙しいけど、パートだと収入が下がるなぁ…

家庭のことがあるからパートだけど、正社員に戻りたいかも…

保育士として働く中で、「このまま正社員で続けていくべきか?」「パートに切り替えた方が良いのか?」などと悩む方は多いものです。

  • 子育てや介護など家庭との両立
  • 収入を優先するか、働きやすさを重視するか

そんなときに参考になるのが、正社員とパートの働き方の違いをきちんと理解し、自分に合った選択をすることです。本記事では、元保育士の視点から、正社員とパートそれぞれのメリット・デメリットを徹底比較し、転職を考える際の判断材料を提供します。

yura(筆者)
yura(筆者)
Profile
大学で4年間保育・幼児教育について学んだ後、保育士資格、幼稚園教諭一種免許を取得。卒業後は保育士として保育園で4年間担任を勤める(1・2・3歳児クラス経験あり)。結婚後は引っ越しを機に、幼稚園事務に転職。現在は時間に融通の利く幼稚園パート(保育補助)として勤務している。

正社員保育士として働くメリット

メリット①:安定した収入と福利厚生がある

正社員最大の強みは、月給制で安定した収入が得られることです。

  • 毎月の収入が一定
  • 賞与や昇給制度がある園も多い
  • 社会保険・厚生年金・退職金制度が完備されていることが多い

「将来の生活設計が立てやすい」「住宅ローンの審査も通りやすい」など、経済的安心感はやはり大きな魅力です。

メリット②:保育士としてのキャリアを積みやすい

正社員は、担任業務やリーダー職、主任・副園長などへの昇進機会が多く、キャリアアップ志向のある人に向いています

「リーダー経験が将来の転職で評価された」という声もあります。

また、自治体によっては経験年数に応じた処遇改善加算も支給されるため、長く働くほど待遇が良くなる傾向も。

メリット③:職場内での発言力が高い

パート職員に比べて、保育の方針決定や園の運営方針に関わる機会が多いのも正社員の特徴です。
やりがいを求める人にとっては、大きな責任とともにやりがいも感じやすい働き方と言えます。

正社員保育士として働くデメリット

デメリット①:業務負担・責任が大きい

正社員は、行事準備・担任業務・保護者対応など多岐にわたる仕事を任されるため、業務量はかなり多くなります。

  • 早出・残業・持ち帰り仕事
  • 他の職員の指導やサポート
  • 書類業務の比重が大きい

体力的にも精神的にもハードな時期があることは覚悟が必要です。
正社員なので忙しいのは当たり前ですが、ライフワークバランスを重視する方にとってこれが一番のデメリットだと思っています

デメリット②:時間の融通が利きにくい

正社員はフルタイム勤務が基本で、急な休みや早退がしにくい職場も多く、子育てや家庭と両立が難しいという声も。

「子どもの急病でお迎えが必要なときも、担任業務で抜けられず困った…」という声もあります。

パート保育士として働くメリット

メリット①:勤務時間・曜日を選びやすい

パート勤務の最大の利点は、柔軟な働き方ができることです。

  • 午前中のみ・午後のみなどの短時間勤務OK
  • 週3日勤務など希望シフト制
  • 子どもの行事や体調に合わせた休みも相談しやすい

家庭との両立や、自分のライフスタイルを優先した働き方をしたい方に人気です。

メリット②:精神的な負担が軽い

正社員と違い、パートは担任を任されることが少なく、補助的な役割が中心です。

  • 書類業務は基本なし or 少ない
  • 行事準備なども任されない場合が多い
  • 人間関係も比較的ライト

プレッシャーの少ない環境で、保育の「好きな部分」だけに集中したい方にとっては非常に働きやすいです。

メリット③:ブランク明け・未経験でも始めやすい

  • 子育てが一段落して復職を考えている
  • 保育士資格はあるけど実務未経験

という方も、パートからの再スタートならハードルが低く、徐々に感覚を取り戻せるという点が魅力です。

パート保育士として働くデメリット

デメリット①:収入が不安定・賞与がない場合も

パート勤務は時給制であり、勤務日数や時間によって収入が変動します。

  • 保育園の都合で急に勤務日が減ることも
  • 賞与なし、昇給なしという園も多数

特に一人暮らしや扶養を外れて働きたい方には、不安定さがネックになることがあります。

デメリット②:昇進・キャリアアップの機会が限られる

パート職員は、園の運営や意思決定にはあまり関わらないため、キャリアとしての発展性は正社員に劣ります。「もっとやりがいのある仕事がしたくなって正社員に戻った」という人も。

デメリット③:待遇の差を感じることがある

  • 同じ仕事をしていても給与差がある
  • 連絡や情報共有が遅れがちになる

といった不公平感を感じる場面もあるかもしれません。また、正社員との扱いの違いに孤独感を覚える方も少なくはありません。

正社員⇔パート 転職時の注意点

正社員→パートに転職する場合の注意点

  • 収入減への備え(副業・家計見直し)
  • 社会保険・年金の継続加入要件の確認
  • 「扶養内勤務」かどうかの整理

また、前職とのギャップ(責任の違い)をどう捉えるかも大切です。

パート→正社員に転職する場合の注意点

  • フルタイム勤務に戻す体力・家庭の調整
  • 担任業務や行事対応への覚悟
  • ャリア志向を面接で明確に伝える準備

「いずれは正社員を目指したい」と伝えておくことで、評価にもつながります。

比較表|正社員 or パート 保育士の違い

正社員保育士とパート保育士の違い

比較項目正社員保育士パート保育士
勤務時間フルタイム(8時間程度)短時間〜シフト制
給与体系月給+賞与あり時給制・賞与なしが多い
社会保険加入(ほぼ確実)条件により未加入も
キャリアアップあり(主任・園長など)限定的
担当業務担任・書類・行事準備など幅広い補助業務中心
働きやすさ家庭との両立が難しい場合も両立しやすい
安定性高い園の都合に左右されやすい
精神的負担高め低め

正社員かパートか迷ったまま一歩が踏み出せない方は、まずは相談だけでもしてみるのも一つの選択です。

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公式サイトより引用
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まとめ:今のあなたに合った働き方を選ぶのがベスト

保育士として働く上で、「正社員がいい」「パートがいい」と一概に言うことはできません。

  • 家庭との両立を重視したい → パートが向いている可能性が高い
  • 安定収入やキャリアアップを望む → 正社員が適している
  • 一度パートで様子を見てから正社員に戻る、という段階的な選択も有効

最も大切なのは、今のライフステージと将来の希望に合った働き方を、自分の意志で選ぶことです。

あなたにとって無理のない、充実した働き方が見つかることを願っています。

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