人間関係
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保育士1年目から実践できる!人間関係がスムーズになるコツとは

yura
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保育士として働き始めた、働いているが子どもとの関わり方以上に戸惑うのが「職場の人間関係」です。先輩や同僚との関係に悩み、毎日が不安でいっぱい…そんな声も少なくありません。

本記事では、保育士1年目から実践できる「人間関係をスムーズにするためのコツ」を具体的に紹介します。人間関係のストレスを減らし、安心して働き続けられる職場環境を築くヒントとして、ぜひ参考にしてください。

yura(筆者)
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Profile
大学で4年間保育・幼児教育について学んだ後、保育士資格、幼稚園教諭一種免許を取得。卒業後は保育園で保育士として4年間勤めました(1・2・3歳児クラス経験あり)。結婚後は、幼稚園事務に転職。現在は時間に融通の利く保育士パートとして勤務しています。

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人間関係に悩んでいる保育士は多い

職場の人間関係に悩んだ結果、辞める決断をしたケースも多くあります。
女性が多い職場の空気感」、「園長・主任との折り合いが悪い」、「先輩保育士との力関係に疲弊」、「同僚同士のトラブルに巻き込まれる」など、人間関係のストレスは仕事に大きな影響を与えます。

実際に厚労省が調べたデータによると、退職者の離職理由の1位は「職場の人間関係」によるものとのことです。

yura(筆者)
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私が学生時代に実習へ行った園も、更衣室で複数の職員が一人の職員の悪口を言っており、言われた職員も孤立しているようでした…。「絶対にこの園では働かないぞ」と思いましたね。

保育現場で人間関係が悪化する主な要因

業務負担の偏り

保育士は日中の保育業務だけでなく、行事の準備製作物の作成、さらには各種書類作成(連絡帳、保育日誌、週案、月案…)なども行っています。そのため、休憩時間も満足に取れない職場も少なくありません。

園によっては、職員の配置や役割分担が不均衡で、一部の人に仕事が集中することも。結果的に周りに配慮する余裕がなくなり、人間関係の摩擦にもつながります。

指導・注意の伝え方

先輩や上司による新人への指導の仕方も重要な要素です。注意や指導そのものは必要ですが、言葉がきつかったり、人格を否定するような言い方をされると、受け取る側は萎縮し、職場に居づらさを感じてしまいます。これが積み重なると「パワハラ」と受け取られ、関係性の悪化を加速させます。

価値観や保育観の違い

保育の仕事特有の問題として、保育観や子どもへの関わり方の違いがあります。保育に正解はひとつではないため、意見が食い違う場面は多々あります。しかし「自分のやり方こそ正しい」と主張しすぎると、相手との衝突につながりやすく、互いの信頼関係が崩れていきます。

女性が多い職場の空気感

保育園では女性職員の割合が高く、コミュニケーションが密になりやすい一方で、感情や雰囲気の変化が周囲に伝わりやすい傾向があります。小さな不満や違和感が陰口や派閥といった形で広がることもあり、それが人間関係を難しくする一因となります。性別による善し悪しではなく、「同質性の高い集団で感情が共有されやすい」という職場の特徴が影響しているのです。

人間関係がスムーズになる5つのコツ

まずは「観察」。職場の空気を読む力をつけよう

特に入社直後は「早く馴染まなきゃ」と思うあまり、自分から積極的に動こうとして失敗することもあります。まず大切なのは、職場の雰囲気や人間関係の構造をよく観察することです。

  • 誰がリーダー的存在か?
  • 誰に相談すれば話が通りやすいか?
  • 暗黙のルールやNG行動はあるか?

このような情報を掴むことで、場に合わせた行動がしやすくなります。焦らず、観察と理解に時間を使うことで、信頼関係のベースが築かれます。

報連相はこまめに、誠実に

人間関係を築くうえで最も信頼されやすいのが、「報・連・相(報告・連絡・相談)」ができる人です。

  • ミスをしたときはすぐに報告する
  • 曖昧な指示はきちんと確認する
  • 分からないことは素直に聞く

ちゃんと報告・相談できること」は1年目からずっと求められる姿勢です。正直さと誠実さは、どの職場でも評価されます。

「聞く力」で先輩と信頼関係を築く

新人保育士は、「どれだけ話を聞けるか」、「言われたことをどれだけ実践できるか、実践しようとするか」などを見られます。

  • メモを取りながら聞く
  • 話のあとに「◯◯ということで合っていますか?」と確認する
  • 指示されたことは復唱して、ミスを防ぐ

このように、相手の話をしっかり受け止めようとする姿勢は、安心感を与えます。

否定や主張は「伝え方」を工夫する

先輩からの指導に対して、意見がある場合や違和感を覚えたとき、「でも」「それは違うと思います」といった言い方はあまり好ましくありません。

代わりに、

  • 「たしかにそうですね、ちなみに◯◯のやり方もあると聞いたのですが、どうでしょうか?」
  • 「私の理解が浅かったらすみません、こういう意味ですか?」

といったクッション言葉+質問形式で伝えると、角が立たず、良好な関係を保てます。

無理して「全員と仲良くしよう」としない

人間関係の悩みを深くしてしまうのが、「みんなに好かれよう」とすることです。

  • 無理して輪に入ろうとすると疲れる
  • 苦手な人に無理に合わせようとするとストレスが増す

保育士の世界にも相性があります。最低限の礼儀とコミュニケーションさえ守れていれば、それ以上に無理をする必要はありません。

もし人間関係が悪化したら

コミュニケーションを見直す

多くの場合、関係悪化の原因は「伝え方」や「情報不足」です。

  • 相手の話を遮らず最後まで聞く
  • 指示を受けたら復唱して確認する
  • 感情的にならず、「私はこう感じた」と自分の気持ちを主語にして伝える

こうした姿勢を取ることで、相手に「攻撃されている」という印象を与えずに対話ができます。

信頼できる第三者に相談する

直接のやりとりで解決が難しいときは、主任や園長などの立場のある人に相談するのも有効です。ただし、愚痴や悪口としてではなく、「こういう場面で困っているのですが、どうすれば良いでしょうか?」と相談ベースで話すのがポイントです。第三者を巻き込むことで、調整役を担ってもらいやすくなります。

「距離を取る」という選択肢も持つ

保育士はチームワークが大切ですが、全員と無理に親しくなる必要はありません。必要最低限の業務連携さえ取れていれば、一定の距離を保つことも立派な対処法です。苦手な相手に無理に合わせるより、自分を守る方が健全です。

それでも人間関係がつらい…と感じたら?

どんなに努力しても、人間関係がうまくいかない職場も存在します。

  • 指導の名を借りたパワハラが日常
  • 陰口や無視が横行している
  • 園長や主任に相談しても対処してくれない

こうした環境では、あなたが悪いのではなく、職場そのものが問題である可能性が高いです。

人間関係が良い職場を見つけるには?転職という選択肢

人間関係が理由で転職することは、決して甘えではありません。

むしろ「自分が力を発揮できる場所」を見つけるために、前向きな判断です。

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おわりに

人間関係は、努力だけではどうにもならない部分もあります。だからこそ、「職場の空気を読む力」「報連相」「聞く力」などの基本を押さえつつ、無理をしすぎずに働ける環境を選ぶことも大切です。

もし今の職場で苦しいと感じているなら、あなたを責める必要はありません。転職を視野に入れることも立派な自己防衛です。

「人間関係が良い園で、保育士としてのびのび働きたい」
その気持ちを大切に、次の一歩を踏み出してみてください。

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