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40代・50代でも転職できる?体力的に不安?保育士の再就職成功の秘訣

yura
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Last Updated on 2025年6月18日 by yura

保育士の人手不足は依然として解消されないままです。そのため、近年では40代・50代の保育士経験者や未経験者の再就職も増えており、年齢を理由に諦める必要はありません。一方で「体力が持つかしら…」「職場に馴染めるかな…」という不安もありますよね。
この記事では、40代・50代の保育士が転職を成功させるための具体的な戦略やポイントを、現場経験者の視点から詳しく解説します。

yura(筆者)
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Profile
大学で4年間保育・幼児教育について学んだ後、保育士資格、幼稚園教諭一種免許を取得。卒業後は保育士として保育園で4年間担任を勤める(1・2・3歳児クラス経験あり)。結婚後は引っ越しを機に、幼稚園事務に転職。現在は時間に融通の利く幼稚園パート(保育補助)として勤務している。

40代・50代でも保育士として再就職できるの?

結論:再就職は十分可能。ただし戦略が必要

年齢を重ねてからの転職には不安がつきものですが、保育業界では経験・人柄・柔軟性が重視されるため、年齢は必ずしもハンデではありません。むしろ「人生経験が豊富」「落ち着いて子どもと接することができる」といった点が高く評価されるケースも多くあります。

yura(筆者)
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私も新卒の頃は50代のベテラン先生から保育について沢山教わりました!(私が保護者だったらその先生に預けたいと思うくらい素敵な先生でした)

40代・50代が歓迎される主な理由

理由解説
経験や人生観が豊か子育て経験や社会人経験が保育に活きる
安定した勤務が期待される結婚・出産を控えている若年層より定着率が高いと見なされることが多い
人間関係が穏やか落ち着いた対応力・感情のコントロール力がある
保護者からの信頼感子育て経験のある同世代または年上として安心感を持たれやすい

40代・50代の転職者が感じやすい不安とその対策

「体力が持つか心配」

対策:自分のペースで働ける職場を選ぶことが鍵。
たとえば「パート保育士」「短時間正職員」「フリー補助」「派遣保育士」などの働き方があります。いきなり正社員はキツいという方であれば、まずはパートから始めるのも一つの手ですね。求人票をよくチェックしましょう。

「若い職員と馴染めるか不安」

対策:年下の職員とフラットな関係を築く姿勢が大切。
年齢を意識せず、あくまでチームの一員として丁寧にコミュニケーションを取ることで人間関係の壁はぐっと下がります。聞く力と素直さが信頼を築く鍵になります

「ブランクが長くて不安」

対策:復職支援制度や研修制度を活用。
多くの園では、復帰支援研修やOJT制度を整えています。まずは短時間勤務からスタートし、職場の雰囲気に慣れていくのがオススメです。ブランクよりも「今どう働けるか」が重視される時代です。

転職を成功に導く5つのステップ

働き方の希望を明確にする

「週何日働きたいか」「何時〜何時までが希望か」「希望クラスや仕事内容」など、自分が働ける条件を整理しておくことで、ミスマッチのない職場選びが可能になります。

転職エージェントを活用する

40代・50代の再就職には、保育士専門の転職エージェントを活用するのが効果的です。園との条件交渉や、ブランクのある方のサポートに慣れており、応募書類の添削や面接対策までしてもらえるのが強みです。

転職活動をよりスムーズに進めたい方には、専任のキャリアコンサルタントが丁寧にサポートしてくれる「レバウェル保育士」がおすすめです。

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応募書類のポイントを押さえる

  • 志望動機:「子育て経験や前職の社会経験が保育に活かせる」と伝える
  • 自己PR:「落ち着いた対応」「柔軟性」「周囲との調和」がキーワード
  • 年齢に触れる際:謙虚さを保ちつつも、「即戦力である」と強調
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見学・面接で「相性」を見極める

40代・50代の転職では、園の価値観や職員構成との相性が非常に重要です。以下の点を確認しましょう:

  • 同年代の職員が在籍しているか
  • 若手とベテランの連携は取れているか
  • 職員の雰囲気に余裕があるか(常にバタバタしていないか)
  • 園長や主任のコミュニケーションスタイルはどうか
yura(筆者)
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個人的には、園見学は良い職場を見極めるうえでとても重要だと思っています。忙しいという方も、働いてから後悔しないために2、3園は見学しておきましょう。

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小さな成功体験を積む

「週3日から始めてみる」「一度短期派遣で試してみる」など、負担の少ない働き方から始めるのも有効です。成功体験を積みながら徐々に自信をつけていきましょう。

実際の再就職成功例

ケース1:子育て後に再スタートした50代女性(元保育士)

子育てが一段落し、再度保育の現場に戻ることを決意。最初は週2日・3時間のパートから始めたが、園長の勧めで徐々に勤務時間を延ばし、現在はフルタイムに近い形で働いています。以前とは違う働き方でもやりがいは十分。子どもたちとの関わりに癒されてます。

ケース2:家庭との両立を叶えた40代主婦(ブランク10年)

出産・育児を機に退職。下の子が小学生になったため、「家庭に負担をかけずに働きたい」と再就職を決意。転職エージェントで「扶養内」「午前だけ」の求人を紹介され、私立園のフリー補助として勤務開始。“午前中は仕事、午後は家事”で生活にリズムができました。ブランクがあったので、事前に手遊びや読み聞かせの練習もしました。

転職する際、40代・50代が気をつけたい落とし穴とは?

再就職を目指す際、年齢を重ねたからこそ避けておきたい失敗パターンもあります。以下の点に注意することで、スムーズに新しい職場に馴染むことができます。

  • 過去の経験に固執しすぎないこと
    「前の園ではこうだった」「私のやり方が正しい」という態度は、若い保育士や新しい職場環境との衝突を生みがちです。自分の経験は活かしつつも、柔軟に新しいやり方を受け入れる姿勢が大切です。
  • 自己評価が低すぎないこと
    「年齢がネックになるのでは」と萎縮してしまう方もいますが、保育現場では「落ち着いて対応できる」「視野が広い」などの年齢ならではの強みがあります。自信を持って自分の価値を伝えましょう。
  • 希望条件にこだわりすぎないこと
    「週3日で午後のみ、かつ高時給」など条件が多すぎると、マッチする求人が極端に限られてしまいます。最初は条件を少し広めに持ち、園の雰囲気や相性を見てから徐々に調整するのが現実的です。

少しの工夫で、年齢を“武器”に変える転職活動は可能です。自分に合った園との出会いを焦らず見つけましょう。

まとめ|40代・50代でも再就職は可能。大切なのは「年齢」ではなく「姿勢」

年齢は、再就職の可否を決めるものではありません。現場に求められているのは協調性、柔軟性、そして子どもへのまなざしです。経験を強みに、あなたらしい働き方を見つけてみてください。

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