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保育士3年目の壁|辞めたいと感じた時に見直すべきポイントとは

yura
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保育士として3年働くと仕事の流れはある程度理解でき、自分のクラス運営にも少し自信が持てるようになります。

その一方で、「もう限界かもしれない」「辞めたい気持ちが強くなってきた」と感じる人が急増する時期でもあります。特に3年目は経験者として扱われる一方で、まだ心の余裕が育ちきっていないため、負担が一気に増える壁のタイミングです。

私も3年目で自分より経験の浅い保育士さん(年上)と組んで苦労した記憶があります。

この記事では、保育士3年目で辞めたいと感じる理由、限界を感じたときに見直すべきポイント、そして今後のキャリアを考える際の具体的な視点を解説します。

yura(筆者)
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Profile
大学で4年間保育・幼児教育について学んだ後、保育士資格、幼稚園教諭一種免許を取得。卒業後は保育園で保育士として4年間勤めました(1・2・3歳児クラス経験あり)。結婚後は、保育事務に転職。現在は時間に融通の利く保育士パートとして勤務しています。

3年目保育士の離職率は?

2年未満2~4年未満4~6年未満6~8年未満
全体(常勤のみ)15.5%13.3%11.1%9.5%

参照元:保育士の現状と新たな取り組み(厚生労働省)

3年以内の離職率を調べた公的データはありませんが、厚労省の調査によると、2年以内に退職している保育士は15.5%、4年以内に退職している保育士は12.2%です。

つまり、4年以内に辞めている保育士は全体の約3割を占めています。

3年目保育士が辞めたいと感じやすい理由

役割が増え、責任が重くなる

3年目になると、多くの園で中堅扱いされるようになります。園によってはクラスリーダーを任されたり、行事の中心を担う役割を割り振られることも。
また、新人職員や実習生の指導を担当する機会も増え、仕事の幅が一気に広がります。

1年目のように「わからないので教えてください」とそのまま伝えられる段階ではなくなり、周囲からは「もう3年目だからできるよね」という暗黙の期待を向けられがちです。

このギャップが、自分の能力への不安やストレスにつながりやすくなります。

yura(筆者)
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「3年目で中堅?」と思われるかもしれませんが、保育士は女性がほとんどであり、産休・育休・退職などで職員の入れ替わりが多い職業であるため、3年目でも色々仕事を任されがちです。

人間関係の問題が表面化しやすい

保育園という職場は、どうしても人間関係が閉鎖的になりやすい環境です。毎日同じメンバーで同じ子どもたちを見守るため、スタッフ間の相性の良し悪しが仕事の満足度に直結します。

3年目になる頃には、園内の人間関係の構造や同僚の性格が見えてきて、「特定の人との相性の悪さ」や「自分ばかり負担が大きいと感じる状況」「園長や主任との価値観の違い」など1〜2年目には見えなかった問題が見えてくる時期です。

その結果、職場の雰囲気に疲れてしまい、辞めたい気持ちが強くなる人も少なくありません。

理想と現実のギャップが大きくなる

保育士を目指した頃に抱いていた「子どもたちと楽しく関わる仕事」という理想と、現実の業務量とのギャップを強く感じやすい時期です。

とくに、

  • 子どもをしっかり見たいのに、事務作業が多すぎて時間が取れない
  • 慢性的な人手不足で、自分が想像していた保育ができない
  • 保護者対応に心が消耗してしまう
  • 行事や会議が多すぎて常に時間に追われる

といった状況は、「このまま働き続けられるのだろうか」と感じる大きな要因になります。

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辞めたいと感じた時にまず見直すべきポイント

3年目で辞めたいと思ったとき、勢いで判断してしまうと後悔することもあります。まずは、自分の負担がどこから来ているのかを整理することが大切です。

負担の原因は自分なのか職場環境なのか

辞めたい理由は、大きく「自分由来の要因」と「環境由来の要因」に分けられます。

自分由来の要因としては、後輩指導への不安や、自信のなさ業務の優先順位付けの難しさコミュニケーションへの苦手意識などがあります。

一方で環境由来の要因は、人手不足による休憩時間の不足サポートの欠如人間関係の悪さ給与や勤務時間の問題書類業務の過多など、園側が改善すべき問題です。

この二つを整理することで、自分が改善すべきところと、園を変えないと解決できない問題が明確になります。特に環境由来の問題が多い場合は、今の職場での改善が難しい可能性が高いです

責任の重さは適切か?過度な負担になっていないか?

3年目になると仕事を頼まれやすくなります。しかし、その業務量が過度に偏っている場合、明らかに適切な状態とは言えません。

自分だけ行事の負担が大きかったり、トラブル対応を任され過ぎていたり、明らかに他の職員より業務量が多かったりする場合は、園の体制そのものに問題があります。

こうした状況は改善が見込みにくく、早期の環境見直しが必要になります

心身の状態が限界に近づいていないか

朝起きるのがつらい、園に向かう途中で動悸がする、休みの日でも仕事のことが頭から離れない、涙が出ることが増えた、睡眠に影響が出始めた…。
こうした状態が続いている場合は、心身が限界に近づいているサインです。

自分の健康を守るためにも、無理を続けるのは避けるべきです。

yura(筆者)
yura(筆者)

私は4年目の時、辛くて一度だけ泣きながら実家の親に電話しましたね…。

今の園で解決できそうなことはあるか?

辞める前に、園内で解決できることがないか確認することも重要です。
園長や主任に相談して業務量を調整してもらえる場合もありますし、担任からフリーへの配置転換や、クラス替えによって負担が軽くなるケースも少なくありません。

それでもつらい時に考えたい次の選択肢

辞めたい気持ちが強く、環境の改善も見込めない場合は、視野を広げて次のキャリアを考えるタイミングです。

同じ保育士でも、園を変えるだけで負担は大きく減る

保育園ごとに労働環境は大きく異なります。

例えば、
「担任がしんどい→フリー保育士が向いている」
「落ち着いた保育がしたい→小規模の方が合う」

というように、働き方を変えるだけで負担が半減することは珍しくありません。

でも良い園がどこかなんて分からないし…

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保育園・幼稚園事務など保育資格を活かした異業種も選択肢

最近は「保育の知識を活かしつつ、身体への負担が少ない働き方」へ移る人も増えています。特に事務職への転職が人気です。

筆者自身も保育事務として働いていましたが、裏方として働きながらも時々子どもと関わることができるので、とても楽しかったです。

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おわりに

3年目は「できて当たり前」と扱われる一方で、まだ経験が浅く、不安や迷いが多い時期です。
辞めたいと思うのは決して弱さではなく、仕事と心のバランスが崩れているサインです。

  • 「もう少し頑張れるのか?」
  • 「環境を変えたほうが良いのか?」

その判断が難しい時こそ、あなたの心身の状態を最優先に考えてください。

保育士は、園を変えるだけで働きやすさが劇的に変わる職種です。もし今の園で苦しい思いをしているなら、違う道を選ぶことは決して逃げではありません。

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